「幼児教室めぐり」を始めた。2歳ほどの斉藤と夫を連れ、いくつかの教室見学に出かけた。
幼稚園も悩んだ。どこに入園すればいいのか、小学校の恩師に相談した。
「無理することないんじゃないの?」と言われ、近くの幼稚園へ。
お金はないが、少しでも良い小学校に入れたい。入学前、学区外の文京区まで評判の区立小学校を見に行った。通学の不便さなどから、結局これも断念した。
運動は弘毅が教えた。運動会前になると毎朝、河川敷を一緒に走った。相撲大会では「組んで押すと押し返してくるからそこを投げろ」とコツを教えた。
斉藤は学級委員をし、大手進学塾の定期テストでいつも上位に入る優等生に育った。